メリット・デメリット

FXでのトレードには、欲や不安といった感情がつきものです。
そのせいで、損切り出来なかったり早めの利確となってしまったり...
結果、損大利小となってしまう事が多々ありますね。


そんなときこそ、トラリピの出番です♪
なぜならば、トラリピは...

・相場の値動きを当てる必要がない
・手間をかけない
・じっくり時間をかけて資産を育てる

という特徴があるからです。

でも、そんなにいいことばかりなの?
デメリットはないの?

もちろんあります。
トラリピにおけるリスクとは...

・逸失リスク
・損失リスク などなど

これは、どちらも想定レンジ(トラップを仕掛けた範囲)から
抜けてしまった場合のことですね。

逸失リスクは、儲け損なうリスク。
例えばこのような場合。
自分の予想していた以上に上昇し、仕掛けたトラップの上限を抜けてしまいました。
するとそこには、当然トラップはないので利益を上げる事はできません。

そして損失リスクは、ロスカットしてしまうリスク。
例えばこのようなケース。
買いトラップが発動したものの相場は反転し下落。
すると売り注文は発動せずに、想定レンジの下限を抜けてしまうと
含み損ばかりが膨らんでいき、最悪の場合は
強制ロスカットになってしまう事も考えられます。

つまり気をつけるべきなのは、損失リスクの方ですね。
大事な資産を失ってしまう事になるのですから。

これを防ぐ為には、リスク管理を徹底することです。
これは、レバレッジをかけないのが一番だと思います。

その分、利益も小さくなってしまいますが...

こつこつと、でも着実に。
これこそが、トラリピの神髄ではないでしょうか。

利益が小さいといっても、月に元本の1%稼げれば年間にして12%。
金利が高いとされる最近のネットバンクでも、年利はせいぜい0.3%程
それを考えれば、充分な利益であると言えると思います。

また、稼いだ利益を引き出さずにそのまま運用に回せば
複利的に扱う事ができるので、
儲けの加速度は、徐々に増していくことでしょう。

もうひとつ、デメリットがあるとするならば。
たくさんのポジションを持ち、たくさんの含み損を抱える可能性があること。

リスク管理が出来ていて、ロスカットの心配はないとしても
この状態では口座からの出金は控えた方がよさそうです。

流動性、つまり必要な時に現金化できるかという点では
あまりよろしくないということですな。

まぁ、だからこそ
じっくり時間をかけて資産を育てる
ということなのでしょうね。